冬休みは多くて2週間前後のところに宿題・課題が出ると思います。その内容をやる上に講習を受ける人はその内容を勉強しなければならない、苦手を全て確認してその問題を克服するとなると時間が足りないと不満がでるのも無理ないです。

こちらの考えとしましては、宿題を利用して苦手を「確認」してほしいです。

例えば問題集を解いた際に「できなかった問題」、「手が出せなかった問題」がなんだったのかを分かるようにしてほしいです。そしてそれを忘れないことです。

上記のような問題を解いていくのは宿題で出ていますし、講習を受ける人はその時間で行うはずです。

冬休みが終えたときに、「この問題できなかったな」と思い出せるぐらいの気持ちでいてください。重く考えてしまうとやる気がなくなってしまいますから。後々すこしずつ頑張っていこうという気持ちでいてください。

他の宿題で習字等準備があるものの中で、問題集を〇ページという課題も出てきます。こういったものは学校の先生に提出することも多いです。

短い期間の中で、量が多いとなるとそのような宿題をまとめて行っている方は少なくないはずです。その中でも解答・解説を見て埋めていく手法があります。

その行為自体は悪くないです。問題は、「埋めておしまいになる」ことです。

いくら簡単な問題でも時間は使ってしまいますので上記のような状態になるのも無理はないです。大切なのは、「できる問題」・「できなかった問題」を分かるようにすることです。できなかった問題を忘れないようにしてください。

その手法ですが、時間がある方・中学生の方はノートを用意して間違った問題だけをもう一度解くことです。ですが、時間がかかる、もしくは足らないという人も出てきます。その方は、

・付箋を貼る

・写真を撮る、またはコピーする

等簡単な作業でいいので、「忘れないようにする」を心がけてください。

※学校の先生の中には提出の際に上記のことをされると困るといった人も出てくると思いますので、事前に確認しとくといいと思います。

この時期になると模試（埼玉県の方は北辰テスト）の結果が出揃うと思います。受験生の皆さんはここまでお疲れさまでした。

もちろん本番はここからです。ここからの勉強は模試でできなかった分野の確認とその問題から逃げないことです。

北辰テストで言えば、多くて7回の実施がありました。その結果表には各問題の正答率や志望校から見て正解必須の問題がわかるようになっています。そこからわかる苦手分野を埋めていく行動をしましょう。難しい場合は学校の先生や塾の先生に聞いてみてください。我々もしっかり確認し、より具体的な対策をお伝えします。

上記の通り、苦手を埋めていくことを優先してほしいと考えているので、私立の過去問の使用は冬休みから、県立の場合は1月からが望ましいです。

例えば苦手の穴埋めをしない状態で行ったとしても、同じ内容の問題で得点がとれない状態なので、結果が思うようなものにはなりません。

私立の場合は市販の過去問ですと平均過去4、5年分、通販で探すとプラスで1、2年分になります。県立入試の場合だと市販のものは7年前後になり、インターネットにもありますが印刷の時間にかかったりします。

過去問を用意するのも時間がかかり、量も有限ですので大切に扱いましょう。

おススメなのは、先に他の都道府県立の問題を各分野の穴埋めに使用したり、私立の場合は別日程の問題を練習で使用してみてください。

本番同様に解く場合は、苦手の穴埋めを少しでもした後に解きましょう。